Pain-Free Life

海外生活中に椎間板ヘルニア。痛みが引かなくて病みかけた人のブログ。

仕事をとるか自分の健康をとるか

椎間板ヘルニアも手術から9ヶ月経ちました。

 

去年の今頃は、痛みでもうろうとしていて、痛み止めを飲んでも痛みが収まらず、でも痛み止めを飲まないともっと痛いので恐怖心から飲むというように、完全に精神がやられてしまっている状態でした。

 

それに比べればなんと穏やかに過ごせるようになったことでしょう。

 

最近のメニューはこんな感じです。

 

  • バス停ひとつ分歩く
  • バランスボールを使ったエクササイズ
  • お野菜を中心とした食事メニュー

 

寒い日は部屋で腰痛対策

寒くなってきたこともあり、ウォーキングの時間がグッと減ってしまいました。

 

理学療法士の先生に相談したところ、室内でできるバランスボールを使ったエクササイズをいくつか教えてもらいました。

 

エクササイズといっても、特別なことではなく、ボールに座ったまま歯磨きをしてみたり、腰回りの筋肉が動くように腰を回してみたり、シンプルな動作です。

 

バランスボールを使った腰痛対策は、私が経験した中では一番やりやすいと感じました。

 

場所はとるけど、一度買ってしまえば乗っているだけで体感が鍛えられるし、腰痛があっても痛みを感じる動作は少ないです。

 

フローリングだと滑りやすいので、バランスボールの下にヨガマットを敷いて使っています。

 

痛み止めの長期使用による負担

去年のこの時期は、何をしても腰痛のことが頭から離れずに、つらい日々を送っていました。

何度となく病欠を取りましたが、1週間程度休んでも痛みが治まるわけもなく、仕事中は絶え間なく痛み止めを飲んでいました。

 

痛み止めを飲んでいる間は痛みが軽減されるので、 なんとか仕事をすることはできるのですが、痛み止めが切れると痛みが倍増する気がして、痛み止めを止めることができなくなっていました。

 

「痛み止めを飲まないと...! 」

 

そんな強迫観念に駆られ、痛み止めの長期使用による体への負担も現れ始めました。

 

胃薬を一緒に処方してもらっていましたが、それでも1ヶ月、2ヶ月と長期で痛み止めを使用していると、胃への負担も強く、胃が痛くなったり顔に吹き出物が大量発生してしまいました。

 

基本的に痛み止めというのは長期使用するものではありません。

 

痛みがなくなればやめるのが当たり前、しかし長期のひどい腰痛に悩まされていた私は、痛み止めを止めることができませんでした。

 

それどころか、痛み止めが切れると腰痛がひどくなるということもあり、医師から単発で併用可能な、より強い痛み止めも処方されていました。

 

痛み止めの長期使用による負担も医師に相談しましたが、医師からは、

 

「胃薬も処方してあるから、あまり気にしないで痛みがあるなら飲んでください」

 

と言われるだけでした。

 

医師はまず痛みを抑えなければしょうがない ということもあるのでしょうが 、痛み薬を飲むことで起こる小さな体への負担はより私の不安をかきたてました。

 

今思えば、精神的にも影響が出ていたような気がします。

 

とにかく痛み止めをに頼った生活をしていて、それでも全然良くならない状況に、追い詰められていきました。

 

仕事か健康か

毎日の仕事と生活に加え、ひどい腰痛で疲れきっていた私は、仕事を辞めた方が良いのではないかとはないかと 真剣に悩み始めました。

 

同僚にも迷惑をかけているし、正直なところ、仕事を続けながらこのひどい腰痛が良くなるとは思えませんでした。

 

ですが、仕事を辞めてしまえば収入がなくなってしまいます。

 

しかも、たかが腰痛で会社を辞めなければならないなんて、なんで自分ばっかりこんな目に遭うのか情けない気持ちと腹立たしい気持ちでいっぱいでした。

 

悩んだ末、結局時短勤務に契約を変えてもらうことにしました。

 

もちろん収入も減。

 

それでも無職になるよりはましだと思い、週40時間から週32時間に労働時間を変更してもらえるように、雇用契約を変更してもらいました。

 

時短勤務にして腰痛が軽減したかと言われれば、答えはノーです 。

 

これだけひどく腰を痛めてしまっては、たった8時間ほど週の労働時間を減らしたところで何か変わるというものではありませんでした 。

私が時短にした本当の理由は、病院に行く時に毎回会社を休まなければいけないのが心苦しかったからです。

 

一週間に一回、検査があるときは2回など、ひんぱんに会社を休んでいて、上司にも言いにくかったし同僚にも大変申し訳ない気持ちで、だんだんと言いにくくなってきていました。

 

それだったらいっそと思い、時短にして会社を休まなくても病院に行けるようにしました。

 

時短勤務にしたとはいえ、結局はこれだけ痛くても仕事を止めることができず 、痛みを抱えたまま一年過ごしてしまいましたが 、今思えばなんでもっと早く対策を取らなかったのかなと思います。

 

例えば、

 

ぎっくり腰を起こした後1、2週間しっかりと休養したら良かったのではないか、

 

上司にもっと早く相談して時短契約にしてもらえば良かったんじゃないか、

 

そんな気持ちが後を絶ちません。

 

当時は、1年もしたらも良くなるんじゃないか、なんて希望も持っていたので、仕事を続けてしまいましたが 、今日痛みのない穏やかな生活が送れるようになって思うことは、

仕事なんかより 自分の健康が一番だということです。

 

当たり前の事なんですが、仕事が第一 優先事項になっていると、この考え方が できないんですよね.....

 

体調を崩して精神的にもボロボロで、もうどうでもよくなって、それくらいにならないと 健康が一番大切ということに気づけない、そんなおバカな人間だったわけですが、今はそれがちっともえらいことではないと思います。

 

上司にうざがられようが、同僚に迷惑をかけようが、私自身が健康でなければどうにもならないということです。

 

こんなことを言うと周りの人間はどうでもいいのかと批判されてしまいそうですが、そういうことではなく、自分自身が健康で心穏やかでなければ、周りの人を ハッピーにすることはできないと思うからです。

 

ですから、自分がいっぱいいっぱいなのだから、周りの人のことを考えている場合ではないと思います。

 

腰痛ということなので、放っておけば治るんじゃないかという希望もあります。

 

私もそう思って1年我慢してしまいましたが、結局悪化し手術となってしまいました。

 

おそらくほとんどの腰痛は1年や2年経てば、放っておいても治るのかもしれません。

 

でも私のようにどんどん悪化してしまうこともあるので、こればかりはお医者様でも予測できないそうで。

 

そうなってくると、大切なのは自分の今の状態を正確に把握して、どうしたいのか自分で 決めることだなぁと思いました。

 

時短勤務にするか退職するか、いずれにしても誰かに迷惑をかけてしまうかもしれませんが 、それは治っときに考えればいいですよね。

 

私も相当に職場の人に迷惑をかけてしまいました。

でもあまり思い詰めずに、今まさに痛みで苦しんでいる人はまずはご自分のことを考えてくださいね。

 

本日は、ここまで。

お読みいただいてありがとうございました‼

手術を受けるか迷っている人へ。手術から6ヶ月の今思うこと

手術から6ヶ月経ちました。

ようやく腰のことを気にせずに生活ができるようになったと感じています。

 

手術を1年も我慢してしまいましたが、今、正直な感想としては、手術を受けて良かったと思います。

 

仕事について

以前と同じ職場で働いています。

手術後4ヶ月の休養を経て職場に復帰しましたが、初めのうちは、仕事をしていると2時間もしないうちに腰がズキズキと痛み出し、仕事の途中で席を外して、ストレッチなどをして腰の痛みとなんとか折り合いをつけながら仕事をしていました。

 

仕事に復帰して3ヶ月の今はきちんと働くことができます。

ですが、二度と同じ思いをしたくないので、契約を時短に変えてもらいました。

お給料はもちろん減りましたが、またフルタイムで働き同じことを繰り返すことは、今後の私の将来にとって得策ではないと考えました。

 

収入は減ってしまいましたが、時短に切り替えたことでできた時間を趣味やリハビリの時間に当てています。

 

腰の痛みについて

痛みは ほぼなくなったと言って良いですが、 右足の痺れが残りました。

 

手術を受ける前、腰の痛みと同じくらい辛い坐骨神経痛に悩まされていました。

私の坐骨神経痛は、右の腰の痛い部分から膝下までが突っ張ったような痛みがあり、ひどい時には小指の先にまで痛みが到達していました。

 

手術を受けた後、一旦坐骨神経痛はなくなったのですが、日常生活を始めると、だんだんと坐骨神経痛が戻ってきました。

 

といっても痛み止めを飲むほどひどいものではなく、少し無理をした時などにビリビリと 右足全体に響くので、「(これは休めということだな)」と思い、一種のバロメーターとして 捉えています。

 

この痛みがあるからこそ、無理をしないで迷わず休むという選択ができるのだと思います。

 

人間の慣れというのは恐ろしいもので、あれだけ痛い思いをしたというのに、痛みがなくなった途端、加減もせず自分のしたいことをしてしまうものです。

 

私も仕事は普通の人以上に働いていたと思いますし、同時に旅行もしたいし趣味もやりたいとついつい欲張っていました。

 

ですが一度体にメスを入れて骨に穴を開け、椎間板の一部を取った体は、自覚はなくても 傷ついています。

 

6ヶ月経ち手術の傷は癒えても、あのときに体験した痛みやつらさは、体の至る所に記憶されているような気がします。

 

ある程度の痛みが残ったのは、これから無理をしないで自分の体を第一に考えるようにとの戒めだと思っています。

 

やりたいことはすべてやりたいという人間の欲には際限ががありませんが、それに耐えられるほどの体力を持って生まれる人間というのは、本当に一握りです。

 

体の大きさも違えば、体力や柔軟性も個人差が大きいですよね。

 

さらに、年齢を重ねるごとに人間の体は衰えていきますので、すべて自分の思う通りに体が動けるわけでもありません。

 

手術を受けるか迷っている人へ

私も手術を受けるかさんざん迷いました。

 

最近の研究によると、腰痛の85%は原因不明のものでヘルニアによる腰痛は3~4%くらいなことがわかっています。

参照元:https://www.health.harvard.edu/blog/low-back-pain-try-steps-first-2017040311411

 

さらに手術が必要なほどのヘルニアは、さらに少ないそうです。

実際、ヘルニアがあっても痛みがない人が多く、ヘルニアが神経を圧迫して痛みを引き起こす例はごくわずかだと言われています。

 

でも、だれがその「ごくわずか」に自分が当てはまると思うでしょうか。

 

私も腰痛を起こした後、ネットで体験談を読んだり、本を読んだりして情報を集めました。

 

その中でも多かったのが「ヘルニアは数ヵ月のうちになくなる」とか

「ヘルニアが大きければ大きいほど消えやすい」

という希望に満ちた情報でした。

 

私はそれを信じて、痛みに耐えて生活していました

最初のうちは、「とりあえず3ヶ月我慢しよう」と仕事も普段どおり続けて、痛みが悪化しても、「半年後にはヘルニア消えてるかも」と気力をふりしぼりできるだけポジティブに考えるようにしていました。

 

しかし痛みは増していき、ブロック注射を何度もうち、効かなくなればさらに強い痛み止めを試すという悪循環に陥りました。

 

手術を受けると決断するのはなかなか勇気がいります。

欧米では、腰痛は切らずに運動療法で治すという考え方が一般的です。

 

それでも私のように、手術でなければ治らない人もかなりいると思うのです。

 

できることなら手術を受けないで治る方がいいですが、痛みがどんどんひどくなって行くようなら、手術も検討した方が良いと思うのです。

 

手術をしたからと言って、必ずしも痛みがなくなる訳ではありません。

 

でも、痛くて痛くて夜も眠れず、毎日強い痛み止めを飲んで我慢して仕事を続けるくらいなら、手術を受けてみても良いのではと思います。

 

いろいろありましたが、私は手術を受けてよかったと言うのが、手術から6ヶ月後の今の心境です。

 

 

 

 

手術から4ヶ月。そろそろ元の生活に戻りつつあります。

手術から4ヶ月経ちました。

 

最近のメニューはこんな感じです。

 

  • 腰のストレッチ
  • 一駅歩く
  • 絵を描き始めた

ブログに書いてきたように、以前は毎月のようにひどい腰痛をおこしていました。

pain-free-life.hatenablog.jp

 

pain-free-life.hatenablog.jp

 

今月で椎間板ヘルニアの手術を受けてから4カ月、本当に少しずつですが、元の生活に戻りつつあると感じます。

 

その証拠に絵を描き始めました

 

腰痛に苦しんでいた去年は好きなことなど全くできず、なんとか仕事に行き、帰ってきたらベッドに横になるという、何もできない生活をしていました。

 

今は仕事をしても腰の痛みはあまり感じませんし、家に帰ってきてから椅子に座ってブログを書いたり絵を描いたりできるようになりました。

 

日常生活で特別に気を付けていることはないのですが、二度とあんな腰痛を体験したくないので、デスクワークの環境を改善させました。

 

まず、自宅ではフットレストを利用しています。

フットレストを使用することで、腰の負担がすごい軽減するんです!

 

自宅で使っているデスクと椅子は木製のシンプルな机のもので、高さの調節ができません。
そうすると、つま先だけ床に着くけど、足が浮いた状態になるんですよね。
腰痛でなければなんともないかもしれませんが、両足が浮いている状態は腰に非常に負担がかかります。

 

フットレストを使うようになって、両足がしっかり地面についていることで、足の付け根や尾てい骨にかかる負担が減るため、長く座っていても楽だと感じるようになりました。

 次に腰痛用の座布団です。

私は座り方が悪いのか、長時間座り仕事を続けたことで、腰痛を発症し、手術という最悪の状態まで行ってしまいました。

確かに手術を受けて痛みはなくなりましたが、長年染みついた座り方や姿勢を正すことはなかなか難しく、長く座っていると、腰が痛くなってきます。

 

私が気に入って使っているのは、低反発の腰痛クッションで、尾てい骨の部分は穴が開いていて、長く座っていても、尾てい骨のあたりに負担はかかりません

いくつか腰痛クッションを使ってみましたが、厚みがあるもので、尾てい骨の部分に穴が開いているものが、一番腰の負担を軽減できると感じました。

 

背もたれのクッションもいくつか買ってみて試してみたのですが、なかなかいいものがありません。

最近ではバスタオルをくるくる丸めてひもで縛り、背中に当てて使っています。

 

いい椅子を買えば、フットレストや腰痛クッションはいらないんでしょうけど、腰にいい椅子って10万円くらいしますからね......とても手が出せません。

 

ただの安い木の椅子でも、フットレスト腰痛用の座布団、背もたれのクッションの3点セットで腰が安定します。

これで、パソコン作業が楽になりました。

 

ですが、お医者様は適度に立って腰や足を動かすようにすすめられています。

座り仕事ができるようになったといっても、座り続ければ下半身の血流は悪くなっていきます

 

とにかく座り続けないために、お茶を入れに立ち、がぶがぶお茶をのみ、トイレに行くためにまた立ち上がるといった習慣を身につけました(笑)

 

いったん集中力は切れますが、まずは健康第一、腰第一で行きたいと思います。

 

もうすぐペインクリニックでの定期検診があるので、先生に腰の状態を見てもらいたいと思います。

 

職場復帰のはずが、また腰痛……

手術から3ヶ月たって、ようやく職場に復帰することができました‼

 

と思ったら、またひどい腰痛で2週間の自宅静養……もういい加減疲れました。

 

手術が終わったあとも、慣れないことをすると、筋肉の過緊張ですぐに腰痛を起こします。

ブログを振り替えると1ヶ月半前にもひどい腰痛を起こして、動けなくなってますね、私。

 

ストレッチは毎日必ず行っているんですが、足りていないってことなんでしょうか。

 

腰痛はツラいのもありますが、精神面での苦痛の方が耐えられません。

 

  • 上司への報告怖い
  • 同僚への申し訳なさ
  • 仕事へのあきらめ

 

こんな感情がぐるぐると頭の中を廻っています。

 

こんな時は、人のことは考えずに自分の健康のことを考えよう。

 

他の人が思っていることは正直わかりません。

同僚や上司には、迷惑だなと思われてるかもしれないし、辞めてほしいって思われてるかも⁉

 

でも直接言われてないことを、思い悩んでも仕方がありません。

 

なぜ、1週間自宅静養しろと医者に言われたのか

➡医者が最低1週間は仕事ができないと判断したから。

 

もう図太い神経の持ち主になるしかありませんね。

持論だけど、腰痛繰り返す人って他人の言うことを気にしすぎたり、神経細やかな人が多いと思う。

 

腰痛は人の心の状態が影響して悪くなったり良くなったりするもの。

 

それは、手術を受けてもまだ苦しんでいる自分だからこそよくわかります。

 

辛いけど、まずは治すことを考えます。

 

もしかしたら、私と同じように腰痛が治らなくて職場で辛い思いをしている人がいるかもしれません。

 

でも、私たちは悪くありません

 

「姿勢が悪い」とか「運動しないと腰痛になる」というけど、もともと体の動かし方が下手な人もいれば、運動しなくても腰痛にならない人もいます。

 

周りを気にしない、自分が楽に考えられるように意識を変えていかなければ、本当の意味で腰痛は改善しないのかもしれませんね。

 

私もあきらめずにコツコツやっていきます。

 

後日談:

結局今回は、痛みをあまり気にせずに歩けるようになるまで10日かかりました。

前回のぎっくり腰の方が状態としてはひどかったのに、数日で復帰できたのに比べて何が原因だかわかりませんね。

 

 

手術から2ヶ月-ぎっくり腰ふたたび。

手術から2ヶ月経ちました。

 

最近のトレーニングメニューはこんな感じです。

 

 

なんということでしょうか。

腰痛が再発してしまいました。

ここ最近本当に調子が良かったんです。

 

しっかり歩けるようになったし、無理をしない程度で腰回りのストレッチと筋トレもしていました。

あと少しで職場復帰できると思ったのに‼

 

ひどい腰痛が出る前日から腰の状態は良くないと思っていたので、その日はウォーキングには行かず、家でゆっくり休むことにしていました。

ちょっとだらだらしすぎたかなと思ったくらい。

ですが、寝る前にきちんと腰回りのストレッチと筋トレも行い、疲れをとった上でベッドに行きました。

 

次の日、朝にウォーキングに出かけるときは「なんか腰痛いなぁ」とは思っていましたが、歩いているうちにどんどん悪化。

家に帰ってきて、横になって休んでいましたが、起き上がれないくらいひどい腰痛でした。

痛み止めは飲みましたが 、あまり効き目がなく、背骨のあたりとも骨盤回りがずきずき痛みます。

 

幸い3日くらいで、痛みはだんだんとれてきました。

歩けるようになって先生に診ていただいたところ、筋肉の過剰な緊張状態から一気に動けなくなってしまったようです。

 

すごい怖かった‼

 

私は、手術を受けるまで1年もかかってしまいました。

痛みを避けるために、いつも腰をかばっていたので背骨回りの筋肉がガチガチになって、緩められなくなっていました。

 

また一からリハビリをがんばります‼

職場復帰はもう少しかかりそう……

 

手術から1ヶ月経過。腰の痛みは?

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手術から1カ月経ちました。

 

ようやく、あまり腰の痛みを気にしなくても生活できるようになってきました。

私の場合、手術は成功したにも関わらず、数日のうちに、腰と足に椎間板ヘルニア特有のビリビリ、ジンジンした痛みが戻ってきてしまい、再発かと落ち込んでいました。

 

実際、同じようにヘルニアの手術を受けた人からも、

「手術を受けて痛みが残る患者さんは少なくないよ。手術で70~80パーセント痛みが減ったなら成功だと言えるんじゃないかな」

と、言われていたので、

(じゃあ、残りの30パーセントの痛みは一生残るのか……)

と絶望したものです。

 

ですが、毎日軽く運動して、食べて、横になってという規則的な生活を続けていたところ、痛みを感じない日が増えてきました

 

まだ腰の筋肉が固いので、動きにくい時もありますが、ようやく腰まわりを鍛えてもいいコンディションが整ったようです。

(手術以前は痛みがひどく、理学療法を続けられなくて、悪化の一途をたどっていました)

 

今まで、手術後の経過をブログにアップしてきましたが、手術直後から1ヶ月経ったということで、これまでの経緯をまとめてみます!

手術前は足の痛みがひどく、ほとんど歩くことができなかった

実に1年以上もの間、椎間板ヘルニアの痛みに苦しんでいました。

ひどい時には10mも歩くと足がズキズキと痛み出して、歩けませんでした。

何よりもつらかったのは、ベッドに横になっても痛みで眠れないこと。

痛み止めを飲んでも2時間くらいしか効果がなく、毎日寝不足状態。

当然ながら仕事にも行けなくなってしまい、手術をすることにしました。

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受けた椎間板ヘルニアの手術は

私が受けた手術は顕微鏡下による椎間板切除術です。

椎間板ヘルニアによって圧迫されている神経を除圧してあげるために、飛び出してしまった椎間板ヘルニアの一部を切除する手術です。

最近では飛び出した椎間板ヘルニアが、必ずしも腰や足の痛みの原因とは限らないということが研究によりわかってきました。

ですが、私の場合は、痛みがひどくなるたびにMRIを受けていたこともあり、足の痛みがひどくなるたびに、椎間板ヘルニアが大きくなっていることが検査結果からわかっていました。

そのため、医師からも神経の除圧を行えば、足の痛みはなくなるだろうと言われたため、手術をすることにしました。

 

手術時間は1時間から1時間半で、手術は全身麻酔で行われました。

手術前日から入院しましたが、手術の前日は特にすることもなく、同意書への署名、麻酔科医による手術中の麻酔についての説明以外はそれほどすることもなく、暇でした。

手術はちょっと怖かったですが、ともかく痛みがなくなるのであれば、なんでもしたいという気持ちでした。恐怖よりとにかく痛みの方が勝っていました。

 

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手術当日は比較的ゆっくりスタートでした。

私を含めて、本日手術予定の患者さんが5人いるそうで、かなり遅い時間になってしまうかも、と言われていましたが、どういう訳か予定が早まりました。

けっこうあわただしく、手術着に着替えて、手術室に運ばれたので、あまり不安に思う時間もなくて、えっ!?えっ!?と思っているうちに手術が終了です。

目が覚めた時には、自分の部屋に戻っていました。

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手術後に痛みはどのくらいなくなったのか

手術直後には椎間板ヘルニアによる下肢の痛みは全くなくなりました。

ですが、手術で3cmくらい背中を切開していますので、自分で起き上がるのはちょっと無理でしたね。

ベットに横になっていれば、ほぼ痛みは感じません。

手術翌日は、歩行器を使って5メートルくらい歩くことも出来ましたし、午後には一人でトイレに行くこともできました。

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手術直後に椎間板ヘルニアで一番嫌だった、足の痛みは消えましたが、背中がとにかくがちがちで、動けません。

痛み止めを飲んでいるので、痛みはそれほどひどくありませんが、とにかく体の位置を変えるのが大変でした。

でも一日ずつできることが増えていきます。

ベットから一人で起き上がれるようになり、病院内を歩き回ったり、最終的には病院の外まで軽くお散歩に行けるくらいに改善しました。

(歩くペースは、かなりゆっくりではありましたが。)

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pain-free-life.hatenablog.jp日に日に歩く距離も増えてきて、予定していた通り5泊6日で退院することができました。

退院の日は友達に荷物を持ってもらいましたが、電車に乗って帰ることができました。

やっと我が家に帰ってくることができてホッとしました

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退院後はウォーキングをメインに足腰を鍛える

退院後、家にて自宅療養をしていましたが、体が動くようになるにつれて、ふとした瞬間に腰や足に痛みを感じるようになってきました。

術後のリハビリはウォーキングメインで行うように、医師から言われていたので、最初から張り切りすぎていたのかもしれません。

手術から1、2週間経つと、なぜか足腰が痛む......これって再発!?とかなり落ち込みました。

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手術から3週間経っても、日によってはかなり足腰が痛み、「手術を受けたのに何で?」と、落ち込むこともありますが、痛いときは、割りきって何もせず、ベッドで休むようにしていました。

2、3日安静にしていると、痛みが引いてきたので、本当に無理せず、ゆっくりと痛みの出ない範囲で歩いていました。

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手術で痛みが消えても油断してはいけない

 私の場合、手術で痛みが消えても、日常生活に戻って、身体に負担がかかると、すぐに足腰の痛みが戻ってきてしまいました。

早く日常生活に戻りたい一心で、ウォーキングをがんばっていましたが、たった30分程度のウォーキングでも、私の体には負担が大きかったようです。

 

手術後の痛みの軽減のスピードは人によってかなり差があるようです。

手術後痛みが消えて、すぐに日常生活に戻れた人もいれば、手術をしても痛みが残ってしまう人も少なからずいます。

 

私は手術から1カ月経ったころ、かなり痛みも気にならなくなり、長い距離も歩けるようになってきました。

 

結果として、手術を受けて良かったと思います。

私の主治医は傷の回復をとにかく優先する人でしたので、手術から6週間は「筋トレ禁止、ウォーキングで足腰を鍛えること」と言われていたので、まだ本格的なリハビリは始めていません。

ですが、手術を受けたことで、痛みがほぼなくなりましたので(無理をすると痛みがあります)、これからしっかりと腰回りの筋肉を鍛えていきたいと思います!

手術から3週間後


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手術をから3週間が経ちました。

本日はこんな感じです。

 

 

実は昨日の朝から、腰が痛み始めました。

無理はしていないので、 原因が思い当たりません。

 

手術から3週間経つのに、なかなか調子が上がっていかないことに、落ち込むこともありますが、痛いときは、

「サポーターつける」

「痛み止め飲む」

「無理せず休む」

と割りきって考えるようにしています。

痛いときに無理に歩いてみても 、症状を悪化させるだけで、二日くらい横になっていたら、少し痛みが和らいできました。

 

このタイミングでゆっくりとウォーキングをしたところ痛みも数日中に引いてきました。

 

手術が成功したからといって、腰まわりの筋肉はゆるゆるです。

はみ出た椎間板を除去した腰椎は、強度が落ちるらしいので、その分筋肉でサポートしてあげなければなりません。

 

今回再発のような痛みをかんじたのは、筋肉がまだ出来上がっていないので、腰椎に負担がかかってしまったのかなと思っています。

 

毎日状態をチェックして歩く距離を決めています

無理せず、少しずつでも改善していければいいなと思います。